みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

私の障害のこと。

 

前回、今の会社へは障害者雇用で入ったと書きました。今日は私の障害のことについて、もう少し掘り下げて書いてみようと思います。

診断名は「自閉症スペクトラム障害」(以前は、「アスペルガー症候群」という診断でした。名称が変わったのですが、自閉症関連の障害が細かく分類されるのではなく、障害の程度の差異がひとつの連続体としてとらえられるようになったということです)そして、二次的障害として気分障害躁うつ病)を持っています。

幼少のころから、自分は他の人と違う、理由は良く分からないけれどなぜか生きづらい、とずっと思い続けていました。一人遊びが好きで、他の同年代の子と一緒に遊ぶよりも一人で好きな絵本を読むのが好きでした。友達はいても一人か二人、いてもいなくても別にいいという感じでした。性格はどちらかというとマイペースでおっとり、他の子との会話にはついていけないことがほとんどでした。勉強はそこそこできたものの運動がまるっきりだめで、いじめの対象になりました。普通高校を出て専門学校(介護福祉士の養成校)に進んだのですが在学中にうつ病を発症、通院と服薬で一時的には寛解状態になったのですが、その後は良くなったり悪くなったりと不安定な状態が続きました。その間に就職、転職を繰り返し、主治医も何度か変わり、ある病院での医師への不信感からひきこもり状態になりました。見かねた親が今の病院に強制的に予約を入れ、そこで現在の主治医に診断を受け、作業所を紹介してもらい、そこで訓練を受けて卒業しました。一度別の会社に入ったものの転職して現在の会社に入って今に至っています。

私の基本的な性格としては、●マイペースで大勢の中にいるより一人でいるのを好む。●独自のこだわりがあり、他者から変えられることを嫌う。●人の気持ちを推し量る気持ちが弱く、言い方がきつかったり目上に対しても失礼なことを言ったりすることがある。●環境の変化を好まない。何事も、慣れるまでに時間がかかる。などなど。あとは、感覚過敏(特に聴覚過敏)があり、掃除機などのモーター音、工場の機械の音、大声(特に大人の男性の怒鳴り声、子どもの奇声)などが特に苦手。

これだけ書き出してみたら、苦しくなってきました。自閉症スペクトラム障害発達障害の中に含まれるのですが、発達障害ならではの得意なこともあるにはあります。ですが、「障害は個性だ」とも言われる風潮、個人的には賛成できかねます。やはり、ハンデはどう頑張ってもハンデなのだと思います。それを生かす場がない限りは。

幸い、現在の会社は私の特性をうまく仕事に生かしてくれています。次回はその辺を掘り下げてみようかと思います。

それでは、また。