みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

発達障害持ちならではの強み。

 

 

診断済み・ガチの発達障害持ち(自閉症スペクトラム障害)のみはるんです。障害という響きから、いろいろと大変そうだとか苦労系の話が多いのではないかと思われているような気がしています。確かに、個人的見解としては障害=ハンデであり、いわゆる健常者と呼ばれる人々の中で生きる私としては通じ合えない苦労、理解されない苦労など経験してきました。ただ、苦労話などしようものならきりがありませんし、それよりももっと前向きな話がしたいのです。

障害の中の強み。それこそが、障害を抱える私が強調したいテーマです。

(※あくまで私個人のケースです、発達障害の特性の現れ方は一人ひとり異なりますので、参考までに。)

・記憶力に優れる:仕事上、覚えなければならない大量の事柄を繰り返し脳に刷り込ませて覚える「単純記憶」を比較的得意とする。

・特定の事柄に強い興味を持ち、追求する:興味の幅は狭いが、いったん興味を持ったものに対してはとことん追求する。

・集中力に優れる:同じことを延々と繰り返す単純作業。人によってはとても続けられないという繰り返しの作業をむしろ好み、何時間でも集中してこなすことができる。しかも質の高い仕事をする。

私は会社では箱作りの仕事を全面的に任されていますが、覚えることは多い、作る量は多くて3時間ぶっ続けはザラ、速くしかもきれいに仕上げることを要求される、という具合です。確かに体力的に疲れますし、きれいに仕上げなければならないプレッシャーはありますが、それが毎日続いてもあまり苦痛ではありません。むしろ得意な仕事を任せてもらえるありがたみを感じています。

会社での仕事の中にはどうしても苦手なものもあります。得手不得手の差が激しいのも私の特徴なのですが、そこは適材適所で、できる仕事、得意な仕事を振り分けてもらえるし苦手な仕事を無理強いされることはありません。オールラウンダーにはなれなくても、スペシャリストにはなれる。苦手を克服するより強みを伸ばし、生かす仕事で会社に貢献できる、それが発達障害自閉症スペクトラム障害)持ちの人の特性の活かし方だと思います。

それでは、また。