みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

ダーニングに挑戦。

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ダーニングマッシュルームに靴下をかぶせたところ。


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ダーニングの道具と補修した靴下。


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ダーニング箇所を拡大。

 昨日の記事の続きです。実際にダーニングをやってみました。

まず、ダーニングマッシュルームに補修するものをかぶせます。今回は穴あき靴下でやってみました。かさの部分に補修する箇所が来るようにします。穴のあいたものの場合、穴から約5㎜ほど右上の外側に縦糸を通します。1~2㎜くらいの幅で右から左へひと針すくい、そのまま真下へ針を持ってきて穴の右下外側5㎜のところを同様にひと針すくいます。すると縦糸が1本渡ります。あとはまた1本目の縦糸の左隣をすくい、下も同様にすくい、縦糸で穴がふさがるようにしていきます。穴の外側5㎜までふさいで、縦糸は完了です。

横糸は、縦糸の右角の隣をひと針すくい、縦糸の1本目をくぐらせて2本目はとばし、ちょうど網目状になるように右から左へ渡していきます。左側へ糸が届いたら縦糸の左側をひと針すくい、180度回転させて3本目の横糸を渡していきます。横糸はすき間ができないように渡します。そうして横糸も穴をふさぐように渡していき、基本的な四角のパターンのダーニングが出来上がります。

糸の始末は表の縫い目に縦、横と渡らせて余った糸はなるべく短く切ります。糸を裏に通して裏の縫い目にくぐらせてもいいです。

糸の色ですが、今回が初めてなのでとりあえずは靴下と同系色でやってみました。もう少し回数を重ねて、慣れてきたら本来のダーニング、布地のアクセントになるような色の糸で、装飾的なダーニングにも挑戦したいと思います。

私は立ち仕事をしているせいか、特に靴下の右親指の当たるところがよく穴があきます。他の個所は擦り切れもないのにもったいないと思いながら、穴あき靴下を袋に溜め込んで新しい靴下を買っていました。今度はダーニングを覚えたので、穴を補修してまた靴下たちに活躍してもらいたいと思います。わざわざ新しい靴下を買わなくてもよくなるし、何より物を大切に使おうという気持ちになれます。

心にもお財布にも優しいダーニング、ぜひお勧めします。