みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

51歳。

1月20日に、51歳になりました。
いつの間にこんな歳になったのだろう。自分でも、50を過ぎた自分自身など想像もつかなかったです。本当に、いろいろ苦しいこと、つらいことがたくさんあったけど、曲がりなりにも何とか生きてきたなあと、とても感慨深いです。
仮死分娩で生まれて何とか命拾いして、学校に入ればいじめに遭い、訳の分からない生きづらさをずっと抱えてきました。19歳でうつ病を発症してからはずっと、うつとの闘いが続きました。仕事も続かず、ひきこもりも経験し、現在の主治医に巡り合ってようやく福祉事業所への通所と治療を並行して進め、回復への道を歩み始めました。主治医からは発達障害自閉症スペクトラム障害ASD)の診断を受け、闇の中にいた私は明かりと地図を手にした気持ちになりました。それからは本などで発達障害について勉強し、自分自身をよく知ることから始めました。障害者として生きていくことを決め、手帳を取得して障害者雇用での就職を実現。現在の会社に入社して間もなく6年が経とうとしています。

会社では既に中堅になり、出荷用の段ボール箱の組み立てを全面的に任されて、すっかりポジションが定着。通院などの用事以外での欠勤はほぼ無く、安定して出社できています。段ボール箱の運搬用に手袋を用意してもらえたり、寒い場所での仕事にストーブをつけることが認められたりと会社から便宜を図ってもらえることも多いです。現場責任者の主任との関係はかつてはぎくしゃくしていましたが、今は何とか上手くやっていけています。同僚からは付かず離れずのちょうど良い距離感で接してもらえ、中には私を愛称で呼ぶ人も多数います。(自然にそうなっていました)別に嫌なこともなく、親しまれているんだなと嬉しく思っています。

今、こうして振り返ると、かつては見えなかった様々なことが見えてきたり、理解できるようになっています。障害特性によるものであったり、対人関係に不安や恐怖があったりして上手くいかなかったことも、いろいろ経験を積んで学んだことで対処できるようになったことが多いです。現在の環境もだいぶ良くなって、生きづらさはかなり解消されています。ようやく光のさす場所へ出られた気持ちです。

これからも自分なりのペースで、ゆっくり着実に生きていくでしょう。あまり人並み、世間並みを目指さないで、自分らしい、自分ならではの生き方を追求していきたいです。