みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

新型コロナに感染して。(その2)

5月8日に新型コロナへの感染が判明して、病院から帰宅してすぐに私がしたことは、両親への報告、それに会社への報告、予定のキャンセルや延期の連絡でした。会社からは、その週いっぱいの自宅療養を命じられ、翌週月曜日の午後から出勤していいと言われました。多少この言い方に驚いたのですが、ちょうどこの日、コロナの感染症区分が2類から5類に移行したばかりだったのですね。特に職場復帰前の陰性証明書の提出も求められず、本当に5類になったんだ、と実感しました。
療養期間中は、ほぼ自室で寝ていました。とにかく喉が渇くので、枕元にペットボトルのお茶を置いて、こまめに水分補給をするようにしました。高熱が出た時には、経口補水液も飲んでいました。食事は、両親とは食べる時間帯をずらしたり、離れた場所で食べたりして、とにかく感染させないように気をつけました。検温は起床時、正午には必ず。他にも、気になったときには必ず測るようにしていました。11日には熱が下がってきて、14日には外出できるようになりました。

自宅療養の週が終わり、15日午後から仕事に復帰。事務所と主任に挨拶し、従業員の皆さんにはお詫びのしるしにお菓子を配りました。そこまで気を使わなくていいとも言われたのですが、私としては1週間休んで何も無しというわけにもいかないという気持ちでした。幸い、お菓子は皆に受け取ってもらえました。それよりも嬉しかったのは、私がコロナに感染したことで嫌なことを言ったりしたりする人が誰一人いなかったことです。皆、私の体調を心配してくれました。コロナの影響で声が枯れていることを気にする人が多かったのですが、声枯れ以外の体調は大丈夫だと強調しておきました。気にかけてもらえてありがたいな、本当にこの会社で人に恵まれたな、と思いました。

現在は通常の生活に戻り、仕事にも行き、買い物などもしています。コロナ感染時の診療費や薬代の支払いも済ませました。こうした日常生活が送れるのは決して当たり前のことではないんだな、健康に過ごせることって本当にありがたいなと、心から実感しています。

コロナの感染症区分が5類に移行して、世の中はコロナ前の生活を目指しているかのようですが、個人的にはウィズコロナ、今後もコロナに感染する可能性のある世界の中で生活するという意識を持った上で生活するほうがより現実的ではないかと思います。もちろん、撲滅できればいいに越したことはありません。しかしインフルエンザのように、変異し続けるウイルスである以上、その都度新しい対処法を考えながら共存していくのが、今のところできる方法のように思います。