みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

ヘルプマークとヘルプカード。

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ヘルプマークと群馬県のヘルプカード。

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ヘルプカードの裏面に記入したもの。



皆さんは、ヘルプマークをご存じでしょうか。

もともとは東京都が作成したヘルプマーク。これは、障害を持つ人が周囲に助けを求めたい場合、普段身に着けていることで助けを得やすくするという目的で作られたといいます。群馬県でも今年8月20日から県庁障害政策課や各市役所・町村役場などで配布が始まりました。今日も(2019.9.20)仕事が休みになり、平日の休みということで、市役所へ出向いてヘルプマークをもらいに行きました。

手続きは、申請書に自分の障害の種類(選択肢に○印をつける)と居住する市町村(これも選択肢に○印)、申請日の日付を記入して提出するだけで済みました。無記名で、はんこも必要なくてずいぶんあっさりともらえて拍子抜けするほどでした。窓口にヘルプカードも置いてあり、どうぞお取りくださいと言われたのでありがたくいただいて帰りました。

帰宅してさっそくヘルプカードの記入をしました。私は発達障害持ちで、特に話し言葉でのコミュニケーションに困難を抱えています。例えば緊急時に声掛けをしてもらうとき、穏やかな声で、しかもゆっくり、はっきりした声で話しかけてもらわないと理解が困難だったり、かえってパニックを起こしてしまいます。それに、「ここ、あそこ、こっち、向こう」などの代名詞を多用されるのが苦手で、具体的な言葉で話しかけてもらわないとこれもまた理解が困難です。こういったことは見た目では分かりませんし、緊急時にひとつひとつ説明するのも大変です。ヘルプカードがあれば、助けを求めるときに周りの人に提示して自分の障害特性を知ってもらえます。そして適切な援助をしてもらえることにつながると思います。

ヘルプマークとヘルプカード、もっと周知されることを望みます。そして、マークを付けている人に助けを求められたら、喜んで手を差し伸べる、そんな温かい社会であってほしいです。