みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

夏タイヤを買い替えました。

夏タイヤの買い替え。それは急に訪れたのでした…。

午後1時でパートの仕事が終わり、ドラッグストアで買い物をして、ついでにガソリンを入れて帰ろうと普段通りに行きつけのガソリンスタンドに寄りました。店員さんの誘導で空いているレーンに車を入れ、給油を始めたところ、その店員さんが空気圧の調整をさせてほしいと言ってきました。お願いしますと頼んだまでは良かったのですが、急にタイヤの買い替えを勧められました。
このスタンドは結構店員さんのセールストークが多いので、こちらもあまり乗せられないように慎重に対処してきたのですが、今回の店員さんは感じが違いました。
まず私の車を見て、「新車ですか?」と聞いてきました。そう聞かれて気分の悪くなるオーナーはいません。私も、あおい(自分の車、パッソ)のことをそう言われてつい気を良くして、中古だけど比較的新しい車で、いつ頃購入したとか話してしまいました。すると店員さんはタイヤのほうに話を持って行き、買ったときのままなら交換したほうがいいと言ってきたのでした。さすがに私も身構えましたが、今度は店員さんによるタイヤについての懇切丁寧なレクチャーが始まりました。
まず、タイヤにも年式があって、タイヤ側面に製造年と週(その年の何週目か)を表す数字が印字されていると教わりました。新品のタイヤと現在のタイヤを並べて、4年の経過でこれだけ劣化すると実際にそれぞれのタイヤを触らせて比べさせてくれました。今の季節は暑さでますます劣化が進み、交換推奨時期の4年を経過しているのでそろそろ替え時だということ、私の車の定期点検は9月だけどそのときにはタイヤのセール期間が終わってしまうことも聞きました。わざわざ見積もり表を作ってくれて、近場の同業他社の販売価格よりお買い得な価格にする、しかも急な申し出だったのでその分安くするとも言われました。これだけの営業を展開されて、さすがの私も気持ちが揺れました。
店員さんが私の車のタイヤを見て、心配して声を掛けてくれたのも分かりました。それでもやはりやや高額な出費になることには違いないので、いったん家に帰って頭を冷やして考えることにしました。その時点でもう午後3時を回っていて、私も店員さんも昼食お預け状態で話し込んでしまい、二人とも頭の中がぱんぱんになっていたでしょう。帰宅して同居の両親に事情を説明して、店員さんの話が本当かどうかもネットで調べてやっと落ち着きを取り戻し、まとまったお金を持って再度ガソリンスタンドへ出向きました。
お互い落ち着いた状態で再度店員さんと店内で対面し、タイヤ購入の意思を伝えて後は車を預けて店内で待機。作業の仕上げの、ナットの締め付けに立ち会わせてもらい、書類の記入と代金の支払いをして終了。店員さんに見送ってもらって帰りました。
改めて新しいタイヤを見て、いいものを付けてもらったなと思いました。乗り心地も格段に良くなりました。結構強気な営業だったけど、上からの指示もあるのでしょう。それ以上に私の車のタイヤのことを気にかけてもらえて嬉しかったです。若くて、車のことをよく考えていて、知識も豊富で、とても熱意のある店員さんでした。良い人に当たったな、と改めて出会いに感謝です。

 

付け替えてもらったタイヤ。

乗り心地重視で、この種類に決めました。