みはるんのぽれぽれライフ

日常のこと、趣味のウクレレのことなどのんびり綴っていきます

和紙ちぎり絵展へ。

 

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会場の入り口です。


高崎シティギャラリーへ、和紙ちぎり絵展を観に行ってきました。私もかつて習っていたことがある先生のお教室の作品展ということで、案内状を頂いていたのです。今日は仕事も休みということで、午前中の開場に間に合うように行きました。

先生にお会いするのは3年ぶりくらい。結構なお歳ながら、今もお教室を持って精力的に活動されているご様子でした。作品も、過去に出されたものを含めて6点ほど出品されていました。小品から大作まで実に表現の仕方が幅広く、可愛らしい子どもの像から荒々しいなまはげまで見事に表現されていました。実際に秋田まで行かれてなまはげが家の中に入ってくる様子などを見てこられたということで、やはり自分で見たり経験したりするのは制作をするうえでとても大事だと思いました。

生徒さんの作品も力作が揃い、先生と作品を鑑賞しながらちぎり絵話に花を咲かせ、近況報告もして1時間ほど居させてもらいました。いつまでちぎり絵ができるか分からないけどできるだけ続けると仰ってくださったので、また会える日を祈りつつ会場を後にしました。

私自身はもうちぎり絵はやめてしまったけど、先生とちぎり絵に出会ったことで人間としての幅が広がったような気がします。先生の温かい人柄に触れてこちらも心をほぐされ、ちぎり絵の制作を通して一つのことをやり通す力がついたり身の回りのものを深く観察する力がついたり、さまざまな色の和紙を扱うことで美的感覚が養われたり、いろいろと私の人生に良い影響を与えてくれたと思います。ちぎり絵の世界からは離れても、たまにこうして外から眺めるのも悪くはありません。また作品展に呼んでいただけたら、そのときはぜひともまた観に行きたいです。